外反母趾
症状
特徴的な症状は足の親指が人差し指のほうに“くの字”に強く曲がり、つけ根の関節の内側の突き出したところに痛みが生じます。
原因
足の筋肉の未発達が大きな原因です。また、大きすぎる靴を履いたり、ハイヒールなどの“脱げやすい靴”を履くことが外反母趾につながります。指の浮いた状態だと当然指の力が地面に伝わらず、その分親指のつけ根への衝撃が大きくなり、親指のつけ根の骨が出っ張る外反母趾になってしまうのです。
診断
診断は、変形によって見た目で明らかですが、痛みの程度が問題になってきます。
治療方法
保存療法としては、適切な靴や履物を履くこと。また、足の指のすべてを開く（グ、チョキ、パー）ような、外反母趾体操を毎日行います。両足の母指に輪ゴムをかけて足先を開く体操を行う、母趾と示趾の間に装具をはめるなどがあります。
