足腰が弱ってきている方へ ～ロコモティブシンドローム～
健康寿命を延ばす
当院は、患者様の症状の緩和だけでなく、 健康寿命を延ばすという視点が重要であると考えています。
運動器機能が低下により、「立つ」「歩く」機能が低下した状態を≪ロコモティブシンドローム≫といいます。 ロコモティブシンドロームの予防も我々整形外科診療所の役割であると考えています。
ロコモティブシンドロームの７つのチェック
以下の項目に一つでも当てはまれば「ロコモティブシンドローム」の可能性があるといわれています。
- 片脚立ちで靴下がはけない
- 家の中でつまづいたり滑ったりする
- 階段を上がるのに手すりが必要 □家のやや重い仕事が困難である
- ２ｋｇ程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
- 15分くらい続けて歩くことができない
- 横断歩道を青信号で渡りきれない
ロコモティブシンドロームチェックにあてはまったら
「年齢のせい…」とひとくくりにせず、一度医療機関を受診してみることをお勧めします。
ロコモティブシンドロームに関連する疾患
骨粗鬆症
骨が弱くなったり、骨折しやすくなります。躓いたり、軽く転んだりするだけで骨折をしたり、気づかない間に背骨が曲がっている場合などもあります。
変形性膝関節症
関節軟骨のすり減りにより、痛みや関節の可動域が生じます。膝や股関節に発生することが多く、これらの痛みによって体力が低下していくことにつながります。
